天家燈四郎 独演会「天家のピン」第10夜テーマ「秋の噺」

19:00open/19:30start ¥1,000+2オーダー分 飲食チケット¥1,000 演目「へっつい幽霊」「鰍沢」 落語家の独言 今月の演目「鰍沢」という噺。 笑いどころは一切無く、強いて言えばサスペンス色の強い演目である。 お客様から「卵酒」「毒消しの護符」「火縄銃」3つお題をもらい、 即興で拵えた俗に言う三題噺である。 作者は幕末から明治にかけて活躍した初代三遊亭円朝という方で、 上手すぎて師匠すら嫉妬してたという。 寄席というのはその日掛けた演目は演ってはいけないというルールがあるので、 円朝師匠の得意演目を嫉妬、嫌がらせで先に掛けてしまう。 困った円朝は新作落語を次々作る。これには他の落語家も手が出せず、結果、 鰍沢、芝浜、文七元結、死神、穴泥、元犬、そば清など ここに上げた中でも今現在の落語スタンダードナンバーになっている演目は 枚挙に暇がない。 災い転じて福となすとはよく言ったものだが、 私が作った新作落語は現在三席あるが、誰にも邪魔されずに創作できた事は 幸せなことなのかもしれない。