天家燈四郎
先週の土曜日は田無なおきちにて落語会、天家のピン開催いたしました。
大入り満員!蒸し暑い気候にも関わらず、お運びくださいました皆様に厚く御礼を申し上げます。
演目「夏泥」
「おせん」
以上、二席でした。
もっと出てくるかと思っていたら今年初の夏泥!
泥棒さん、やっと見つけた留守の家と思いきや住んでいる奴が裸同然で居て、泥棒に入ったのに身の上話を聞いているうちに…。
バカバカしい説得力がございます。
二席目は先月末にネタ下ろしした「おせん」
池波正太郎さんの短編で、両国でも評判な料亭の旦那のお妾さんである、おせん。
明日なんざどうなってもいいと刹那に生きているが、ひょうな事から老婆と暮らすようになり最初は鬱陶しく思っていたが、献身的に働く老婆を見るうちに…。
文化4年 西暦1806年に深川八幡の祭礼で見物客がごった返し、永代橋が落ちた史実におせんと老婆おみねが絡んでいく。
今年はおせんと猪買いをチャンスがあれば掛けていきます。
皆様の熱気が伝わりまして、丁度、永代橋の落ちたのが文化4年の8月19日、この日だったので丁度良い!と出て参りました。
楽しんでいただけたら、これ幸いです。
終演後も久々の方、ご新規の方、常連の方々と皆それぞれ楽しげに談笑する様はとても良い夜でした。
ありがとうございました!
さて次回天家のピンは来週8月26日(土)宮戸川の会と銘打って19時開演です。
落語一席の後、宮戸川 上・下を掛けます。
上は若い男女の馴れ初めで楽しい噺てますが、下はとても陰惨な噺なので、それを踏まえた上でお越しいただければと思います。
詳細イベントページはこちら↓
https://m.facebook.com/events/258283510384969
内容が内容だけに、まだ御予約に余裕がございます。
是非、気が向きましたら、脚が向きましたら遊びに来て下さい!
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