なおきち徒然


2024年12月14日(土)天家のピン 天家燈四郎 独演会
天家燈四郎
田無なおきち
天家燈四郎
2024年12月14日(土)天家のピン 天家燈四郎 独演会

先週の土曜日は田無なおきちにて落語会、天家のピン開催いたしました。
寒い夜でしたが満員御礼!高座の周りもいっぱいのお客様で、お越しいただきました皆様に厚く御礼を申し上げます。

演目「みどりの窓口」
  「質屋暦」
   お仲入り
  「芝浜」

以上、三席でした。
みどりの窓口は最近よく出て来ます。
天家の身体に合っているとある方からお言葉をいただき、妙に愛着が湧くようになりました。
今の言葉で言うとカスタマーハラスメントでしょう
か。みどりの窓口に来る個性的なお客様を活写した落語で、サゲも気持ち良くて好きです。

二席目はこの時期の風物詩、質屋暦。
日本の暦が太陰暦から太陽暦になったのが明治5年、
1872年の12月3日。
政府が暦を変えた理由、それが良い事なのか悪い事なのか訳が解らない庶民、12月が消えてしまったお陰で
質種を受け出す日取りが早まってしまい、慌てた八五郎と女房のおみつは…。
落語の王道の、成功体験から真似てやってみたらという展開ですが、この落語は新しいです。

そして仲入り後は暮れの落語、芝浜でした。
お辞儀した後、芝浜を申し上げますと言うと、拍手をくださいまして、とても嬉しく思いました。
呑んだくれの棒手振り魚屋、勝五郎は商いに一月も行っていない。
見兼ねた女房に呑みたいだけ呑ませりゃ明日行ってやるよと息巻く。
あくる朝、無理矢理起こして商いに出ると、まだ魚問屋は開いておらず、芝の浜で顔を洗っていたら四十二両入った皮財布を拾い…。
夫婦の事は夫婦にしか解らないのです。

楽しんでいただけたら、これ幸いです。

終演後のアフタートークも盛り上がりました。
この日掛けた落語の続編を創ってほしい!とお願いされまして、面白い展開になりそうです。

さて来週末12月21日(土)はひばりヶ丘のジャズセッションスタジオ Studio La Subalaにて落語会、
第五回スバラクゴ 天家燈四郎 独演会開催いたします。
17時30分開場 18時開演
詳細イベントページはこちら↓
https://www.facebook.com/share/1APce6yLHC/?mibextid=9l3rBW

普段は音楽が奏でられている場所での落語会は、やはり落語が弾むようになります。
とても良い場所ですので遊びに来てください、お待ち申し上げます。

2024年の天家のピンはこの日が最終日でした。
また来年、御贔屓の程よろしくお願い申し上げます。
皆様、また気が向いたら脚が向きましたら遊びに来てください!

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