なおきち徒然


2024年3月30日 天家のピン 天家燈四郎 独演会
天家燈四郎
田無なおきち
天家燈四郎
2024年3月30日 天家のピン 天家燈四郎 独演会

天家燈四郎さん、1ヶ月ぶりの天家のピンでした。
お客様いっぱいで大変賑やかな会になりました!
花粉症で鼻ズルズルでも、本番になると天家さんはピタッとおさまるのです。
どうやら本番で緊張して、交感神経が優位になるようです。

先週の土曜日は田無なおきちにて落語会、天家のピン開催しました。
年度末の忙しい中にも関わらず、いっぱいのお運びで、お越しくださいましたお客様方に厚く御礼を申し上げます。

演目「猫と金魚」
  「締め込み」
   お仲入り
  「ろくろっ首」

以上、三席でした。
猫と金魚はネタ下ろし。
のらくろの作者で有名な田川水泡が書いた昭和初期の新作落語で、自分の店の金魚が隣の猫に食べられてしまうから番頭さんに高い所へ金魚鉢を置くように命じると銭湯の煙突に置こうとしたり、大騒ぎに。
描写は日常なのですが、旦那と番頭の会話がかなりシュールで初代権太郎師匠が得意にしていたのも頷ける。

二席目は久々の締め込み。
おかみさんが銭湯に行っている隙に長屋に忍び込んだ
泥棒。着物や帯を物色して風呂敷包にしたため、いざずらかろうとしたら、旦那が帰ってきてしまい風呂敷包はそのままに、床板の下に潜り込み鳴りを潜めていると、おかみさんが帰宅、風呂敷包を見た旦那はおかみさんに男ができて着物や帯を売って夜逃げする気かと勘違いしての夫婦喧嘩。
旦那がおかみさんを殴ろうとするところを泥棒が止めて…。
後半の馬鹿馬鹿しい展開がとても好きです。
サゲは天家オリジナル。

猫と金魚が短い落語なので、この日の夜は三席目を掛けました。
先週かんたん寄席で掛けたろくろっ首が出て参りまして、名前は怖そうなのに全然怖くない馬鹿馬鹿しい噺です。
頭のネジが一本抜けている松こうは25歳でお嫁さんが欲しい。叔父さんに相談すると大金持ちの美女との縁談があり、婿養子に入れば働く必要が無く悠々自適に暮らせると言う。
しかしお嬢様は真夜中になると首が…。
今年はよく出てきそうな雰囲気です!

楽しんでいただけたら、これ幸いです。

アフタートークも良い雰囲気で楽しく過ごせました!
ありがとうございました!

さて来週4月6日(土)は南大泉のサニーデイズキッチンにて15時開演予定「午後の落語会」と銘打って皆様お待ちしております。
初の試みで、店内にイラストレーター川崎由紀さんの落語イラストを展示していただき、お客様にそのイラストから聴きたい落語を選んでいただくというスリリングな会です。
一応、イベントページ立ち上げました↓
https://www.facebook.com/share/i9etukf5k7PtUSL3/?mibextid=9l3rBW

予約不要なので気軽に遊びに来てください!

そして次回、天家のピンは4月27日(土)田無なおきちにて19時開演予定です。
詳細イベントページはこちら↓
https://www.facebook.com/share/iGnFe2iFgoHHWfwb/?mibextid=9l3rBW

長い投稿をここまで読んでくださり、ありがとうございました!
皆様、また遊びましょう!

#天家燈四郎
#天家のピン
#ぜんらくご
#落語
#午後の落語会
#落語イラスト
#サニーデイズキッチン
#田無なおきち

ページトップへ