なおきち徒然


2024年7月12日 天家のピン 天家燈四郎 独演会
天家燈四郎
田無なおきち
天家燈四郎
2024年7月12日 天家のピン 天家燈四郎 独演会


天家燈四郎さん珍しく金曜日開催、天家のピンでした。
雨音を聞きながら、オリビアを聞きながら、魔女の宅急便はキキながら、全ての電子機器ながら、段々と意味が解らなくなってきましたので、この辺で…。

先週の金曜日は田無なおきちにて落語会、天家のピン開催いたしました。
そぼ降る雨にもかかわらず、賑やかになりました。
お越しいただきました皆様に、厚く御礼を申し上げます。

演目「粗忽長屋」
  「お菊の皿」
  「親の顔」

以上、三席でした。
久々の粗忽長屋。
浅草の観音様境内で黒山の人だかり、聞くと行き倒れらしい。長屋でも豆でそそっかしい兄貴分が行き倒れの顔を拝むと、なんと弟分、能天の熊五郎!
身寄りも何も無い天涯孤独の熊五郎なので、兄貴分の貴方に引き取って欲しいと頼むと、それはいいけど当の本人連れてきた方が話しが早いだろうと長屋に帰っていくが…。
これぞ落語!シュールな展開はとても好きな噺です。

二席目はお菊の皿。
知らないうちに覚えてしまって、今では知らないうちに得意演目になってしまいました。
言わずと知れた番長皿屋敷、武士の青山鉄山が自分になびかない美しい女中のお菊を10枚組の皿が1枚足りないとお菊に難癖を付けて手討ちにしてしまい、屋敷の井戸に今もお菊さんの幽霊が出るという話しを隠居さんに聞いた3人組。
早速行ってみて、9枚まで数えるのを聞いてしまうと狂死してしまうので5枚で逃げようと決めて、お菊さんが井戸から出てくるが…。
これも展開が良いですね。

そして三席目は親の顔。
先月のStudio La Subalaでの落語会、スバラクゴでネタ下ろししたばかりですが、また出てきました。
セガレの金太がテストで珍回答ばかりするので、学校に親子で呼び出された大工の八五郎。
隠居さんのアドバイスもあり、答案の解釈を一つずつ噛み砕いていくが…。
かなりオリジナルの小噺、ギャグをマクラから惜しげもなく散りばめている一席です。
明るく終演するにはとても良い噺です。

楽しんでいただけたら、これ幸いです。

さて来月の天家のピンは8月31日(土)田無なおきちにて、18時30分開場 19時開演です。
詳細イベントページはこちら↓
https://www.facebook.com/share/iTWvLfBwMbsToNXW/?mibextid=9l3rBW

終演後のビールは、また格別の美味さでした!
皆様、また遊びましょう!

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