天家燈四郎
天家燈四郎さん、今年初の天家のピンはストーリー性のある落語二席でした。
映画観ているような落語を目指しているようです。
何となく意味は解ります!
先週の土曜日は田無なおきちにて落語会、天家のピン開催いたしました。
今年最初の天家のピン、いっぱいのお客様に来ていただいて縁起が良い兆しでございました。
お越しいただきました皆様に、厚く御礼を申し上げます。
演目「星野屋」
「文七元結」
以上、二席でした。
星野屋はネタ卸しでした。
昨年末に覚えたのですが、ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンの映画スティングみたいな騙し合いの応酬みたいな感じにしたくて、趣向を凝らし練っておりました。
さすがにあの映画には敵いませんが、天家の星野屋が出来つつあります。
大層な商人、星野屋の旦那。
お妾さんのお花の本心を試そうと店が傾きかけて、もう面倒が見られないから心中しようという事になり…。
お花のお母さんと、星野屋のおかみさんに活躍していただいております。
そして天家のピン1発目は景気付けに文七元結でした。
芝浜と文七元結はある方法で掛けるようになりましたが、これはお客様にだけ教えた秘密。
多分、誰もやっていない方法でしょう。
酒と博打で滅茶苦茶な左官の長兵衛は、細川様の屋敷で行われた賭場でスッテンテン。
師走の風が吹き荒ぶ中、褌に法被一枚で帰され、おかみさんに貧乏を詰られ、おまけに娘のお久が行方不明。
すると吉原の大店、佐野槌にお久が来ているというので長兵衛行ってみると、佐野槌の女主人にお久が直談判してお店で働かしてほしい、そうすればまとまったお金が入るだろうから父親に意見してくれと。
博打を止めるのと、来年の大晦日までに返す約束で50両貸してもらうが、1日たりとも期限を過ぎたら、途中で悪い癖が出たら娘を店に出すと。
それまではお茶やお花、裁縫などを身に付けさせて佐野槌で預かるというもの。
吉原を出た帰り道の吾妻橋で身投げをしようとしている文七に出会ってしまい訳を聞くと、売掛金の50両を集金の帰り、スリに取られたという。
話しを聞いた長兵衛は…。
自分がこのシチュエーションに立たされたら、どういう行動をするか掛ける度に自分に問われている気がします。
楽しんでいただけたら、これ幸いです。
終演後のトークタイムもお客様と、色々な話しができて大変楽しい時間でした!
放送禁止ラジオコントの話題はまた今度。
ありがとうございました!
さて次回の天家のピンは2月17日(土)田無なおきちにて19時開演予定です。
詳細イベントページはこちら↓
https://www.facebook.com/share/LcnaXh2av8pVeZDs/?mibextid=9l3rBW
春の足音が聞こえたかと思いきや、寒い日が続いております。
落語を聴くと免疫力が活性化するそうなので、身体の事を思いやるついでに遊びに来て下さい!
#天家燈四郎
#天家のピン
#ぜんらくご
#落語
#田無なおきち
天家燈四郎
天家燈四郎さん、この日初めて聴いた落語をお客様に披露したそうです。
無茶と勇気は違うからなと船長がよく言っておりました。
ちなみに船乗りとして働いた事は1度もありません。
そして年末ならではの芝浜でした!
先週の土曜日は田無なおきちにて落語会、今年最後の天家のピン開催いたしました。
クリスマス前にも関わらず、いっぱいのお運びでお越しいただきました皆様に厚く御礼を申し上げます。
演目「巻き返し」
「芝浜」
以上、二席でした。
巻き返しは、この日の昼間に聴いて覚えた噺。
そんな無茶は止めなさい!と言いたいところですが、折角お客様いっぱい来てくださるのだから、何かサプライズをと、何処でも滅多に掛からないどころか、私も初めて聴いた噺。
少しポンヤリした常さんは、色々あって時計が使えなくなり、お隣へ時計を貸りに行くと、お隣さんはお金に困ってるので300円貸してくれたら時計を貸してあげると言われる。
快く300円貸して時計を貸りる事が出来た常さんだが、時計が無くなったお隣さんは毎晩真夜中に時間を聞きに来るようになってしまい…。
小品で長くない噺は演り甲斐ありますね!
そして暮れという事で芝浜を。
落語のそれも人情噺の大スタンダードナンバーが今年はどのようになるのか。
呑んだくれの魚屋、1月近くも仕事を休んで女房に急かされ背中を押されて久々に魚河岸へ行く途中の芝の浜で42両入りの財布を拾い、もう仕事しねぇで一生呑んで暮らせると浴びるように酒を呑み、友達を呼んでの飲み食い、湯水の如く金の使う魚屋勝五郎は…。
年末にしか掛けない噺ですが、身体に入ってるものと入ってくるものが混ざり合って、良い落語になったとお客様の反応から伝わってまいりました。
楽しんでいただけたら、これ幸いです。
終演後、天家の芝浜の演り方をお客様に少しお話ししました。
どういったやり方かは、この日のお客様だけの秘密でござんす。
アフタートークも楽しき時間でした!
今年も色々な人、色々な場所に去年以上にご縁が繋がり落語を掛けさせていただきました。
天家の落語はどんどん変わっていくと思いますが、スタンスは変わらずゆるりと、出しゃばらないけど引っ込まない感じでいきますので、来年もまたよろしくお願いいたします!
次回、天家のピン等、新年からの落語会のお知らせはまた改めて行いますので、よろしくお願いいたします。
皆様、また遊びましょう!
#天家燈四郎
#天家のピン
#ぜんらくご
#落語
#田無なおきち
天家燈四郎
先週土曜日は田無なおきちにて落語会、天家のピン開催いたしました。とても蒸し暑い夜だったにも関わらず、大入満員!大盛況!お運びくださいました皆様に厚く御礼を申し上げます。
演目「猫の皿」
「包丁」
以上、二席でした。
とても久々な猫の皿。
地方を廻る道具屋がフラッと立ち寄った茶店にいる猫がエサを食べている皿が、なんと1つでも三百両は下らない高麗の梅鉢で…。
天家は常々、猫の皿という噺をとても難しく、好きな落語なのに苦手意識がございました。
何故なら笑いどころがとても多いので、笑わせたい欲が出るのです。それが嫌でよっぽどの事がないと、もう演るまいと考えていたのですが、結構コアなお客様が多かったにも関わらず、スーッと猫の皿に入ってしまい、内心ドキドキしながら掛けておりました。
しかし「考えるな感じろ」というブルース・リーの名言に倣って、場に身を委ねて淡々と出来ました。
これから結構掛かると思います。
世間とは逆で、私の中では包丁よりも猫の皿の方が難しいと感じておりましたが、包丁も手掛けた時よりも
大分変わってきているので、これからも楽しみです。
悪仲間のツネとトラ、仕事がうまくいかずにボロボロのトラとは対照的にパリッとした着物に羽振りも良いツネ。
今ツネは清元のお師匠さんの女性、とても器量の良いおあきさんと所帯を持って、生活費はおあきさんが全部面倒見ている何不自由無い暮らしぶり、しかしツネは他に若い女ができて一緒に成りたいが、世話になったおあきさんには別れてくれと言いづらい。
そこでトラに鰻をご馳走しながら、俺の女房を口説いてイチャイチャしている所へツネが出刃包丁を持って乗り込み、難癖付けて女郎に売っぱらっちまおうと悪企みをするが…。
トラが小唄を歌いながら、おあきさんを口説くシーンがやはり好きですねぇ。
楽しんでいただけましたら、これ幸いです。
さて来月は10月1日(日)に深大寺デジタルリビングラボでの「落語を楽しもう」の会が開かれます。
まだ若干名入れるそうです。
そして神無月の天家のピンは10月21日(土)田無なおきちにて19時開演予定です。
詳細イベントページはこちら↓
https://m.facebook.com/events/854946149534023
皆様、また遊びましょう!
#天家燈四郎
#天家のピン
#ぜんらくご
#落語
#落語を楽しもう
#深大寺デジタルリビングラボ
#田無なおきち
天家燈四郎
天家燈四郎さん、中入りの時に巷のあの話題に言及していましたね。
ある意味、恐怖と娯楽を語っておりましたよ。
昨日土曜日は田無なおきちにて落語会、天家のピン開催いたしました。
蒸し暑い中、お運びくださいました皆様方に厚く御礼を申し上げます。
演目「茗荷宿」
「お菊の皿」
以上、二席でした。
茗荷宿、久々に出てきました。
天家のは小田原宿が舞台です。
代替わりした茗荷屋という宿、倅が引き継ぐと悪い人じゃないんだけど、ハッキリモノを言ってしまう為に客足が減り、奉公人もいなくなり貧乏のどん底。
其処へ金三百両と上等な着物を携えた商人が泊まり…。
中入りの最中でしたが、巷で話題になっている某芸能事務所の性加害問題語り出して、そのままマクラからお菊の皿に入りました。
番町皿屋敷の話を知った長屋の連中が、今でも井戸から出る美しい幽霊お菊さんの話を隠居さんから聞いて見てみようと馳せ参じる。恨めしく皿を数える枚数7枚の声を聞くと気が狂って、八枚の声を聞くと高熱を発し、九枚まで聞くと絶命するので六枚まで数えたら逃げようとするが…。
夏にはよく出てくる噺です。
楽しんでいただけたらこれ幸いです!
次回天家のピンは7月22日(土)田無なおきちにて19時開演予定。
詳細イベントページはこちら↓
https://m.facebook.com/events/649657387040705
お次は今まで天家が一回しかやっていない怪談掛けますかねって書いてしまうと、当日その気分じゃなくなってウーンってなっちまうから書かない、言わない方がいいんです。
でも聴きたい!
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天家燈四郎
天家燈四郎さん久々の落語、鰍沢でした。 笑いどころの一切無いサスペンスです。 たまにはこんな落語も良いかと。
昨晩は田無なおきちにて、落語会 天家のピン開催いたしました。 雪残る足元の悪い中、お運びいただきましたお客様に厚く御礼を申し上げます。
演目「バールのようなもの」
「鰍沢」
以上、二席でした。
何だかんだで久しぶりのバールのようなもの。 バールのくだりまでに辿り着く前の小咄が増えてましたね。また増える事を願います。
そして鰍沢でした。 前日の雪が掛けさせたのでしょう。 昨年は1度も掛かっていないので、とてもご無沙汰。 天家の鰍沢は映画のシャイニングとディアハンターを 足して2で割ったような落語です。 お楽しみいただけましたら、これ幸いです。
さて次回、天家のピンは2月25日(土)田無なおきちにて19時開演予定です。 詳細イベントページはこちら↓
https://m.facebook.com/events/3340844446233448
少しづつ春の気配を感じて参りました。 またお逢いしましょう!
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#天家のピン
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#落語
#田無なおきち
天家燈四郎
天家燈四郎さん、田無なおきちの落語会、天家のピンは来週土曜が最終日です。
最後だと思ってとてつもなくお下劣な事はいわないように!
さて12月17日(土)は田無なおきちにて落語会、天家のピン開催です。この日はちょいと早めに17時開演、
18時30分終演予定です。
詳細イベントページはこちら↓
https://m.facebook.com/events/1035605041169692
年末らしい噺を一席ともう一席はお楽しみです。
今年2022年最後の天家のピンですので、皆様遊びに来てください♨︎
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#田無なおきち
天家燈四郎
- 天家のピン 天家燈四郎 落語独演会
天家さんの落語、夢金は本当に雪の中にいるような感じがしたとお客様が言ってましたよ!物騒な噺ですがね。
因業な質屋をギャフンと言わせて、いい気味で胸がスカッとしやした!
先週12月10日(土)田無なおきちにて落語会、天家の
ピン開催いたしました。
1ヶ月振りの夜席で、天家の落語も意気のいい感じで良いグルーヴを醸し出しておりました。
夜半から寒くなってきたにも関わらず、一杯のお運びで、お越しくださいました皆様に厚く御礼を申し上げます。
演目「夢金」
「質屋暦」
以上、二席でした。
夢金はまさかのネタおろしでした。
「人の欲と降る雪は積もり積もって道を失う」のでございます。
質屋暦はこの時期に必ず掛ける噺。
時の明治政府が暦を太陰暦から太陽暦に替えて、明治5年の12月3日が、明治6年の1月1日になった事で、明治5年の12月が無くなり、そして太陰暦のままならば明治6年は閏6月のある13ヶ月ある年なので、それも無くなり2ヶ月分の政府職員の給料を払わなくてよくなるので敢行したという史実に基づいて、庶民の困り事を描いた落語でした。
楽しんでいただけましたら、これ幸いです。
さて来週12月17日(土)は17時より田無なおきちにて
落語会、天家のピン開催です。
詳細イベントページはこちら↓
https://m.facebook.com/events/1035605041169692
いつもより時間早まっておりますので、お間違えのないように!
今年最後の天家のピン、暮れの足音が聞こえてくる中、どんな落語が掛かるか乞うご期待!
是非、遊びに来てください♨︎
#天家燈四郎
#天家のピン
#ぜんらくご
#落語
#田無なおきち
天家燈四郎
天家のピン 天家燈四郎 落語独演会
10月30日の日曜日に田無なおきちにて落語会、天家のピン開催いたしました。色々な娯楽があるにも関わらず一杯のお運びで、ご来場くださいましたお客様方に厚く御礼を申し上げます。
演目「長短」
「出来心」
以上、二席でした。
長短は前々から持ちネタでしたが、今回ネタおろしでした。何故もっと早く掛けなかったのだろう。短気な短七さんとおっとりし過ぎてる長さんは性格は真反対だが、子供の頃からの友だちで、どこか気が合うのでしょう。2人のやり取りの落語でした。
長短の中で餅菓子を食べるシーンが本当に美味しそうだったとお客様から嬉しい言葉をいただき、二席目は羊羹とおじやを食べるシーンがある泥棒噺出来心。
出来心は割と長いです。間抜けな泥棒があれやこれやと失敗して、おんぼろ長屋に入ると七輪の上の土鍋におじやがあり夢中で食べていると住人が帰ってきてしまい…。
恒例のろうそく仙人のカラオケ教室は布施明さんの
楽曲で「君は薔薇より美しい」でした。
くれぐれも落語より良かったなどと言わないようにしてください!
楽しんでいただけたら、これ幸いです。
次回、天家のピンは田無なおきちにて11月13日(日)
15時開演予定です。
詳細イベントページはこちら↓
https://m.facebook.com/events/1329098454498042
霜月の天家のピンは2回とも日曜日の15時開演です。
お間違えの無いよう、ゆるりと遊びに来てください♨︎
#天家燈四郎
#天家のピン
#ぜんらくご
#落語
#田無なおきち
宇宙なおきち
春のハーブとドリンク編に続き、秋も多摩六都科学館での講義とニイクラファーム(西東京市)での収穫を行うことができました。
教室のようすをレポートします。
●1日目 講義
講師の新倉大次郎さん(ニイクラファーム)が当日収穫してくださったハーブを各自手に取りながらランチョンマットに並べ、名前や特徴を確認しました。
このマットは、同じく講師の佐藤うらら(六都なおきち)が描いたものです。
・今回取り上げたハーブ。家で水に放つと、しばらくの間花も香りも楽しめました
・講師の佐藤が作成のハーブソルト。揚げものやサラダに、手軽に使うことができました
ニイクラファームで事前に撮影した映像を観ながら、ハーブの使い方や育て方のコツなど興味深いお話をたくさん伺うことができました。
講義の終盤には、参加者のみなさんのランチョンマットの隙間がメモでびっしりと埋まっていました。
●2日目 収穫
2日目は快晴!徒歩でニイクラファームへ向かいます。
(左)講師も、いっしょに収穫しました
(右)こちらはハウスの中。日本では育成している場所が少ないカレーリーフの木です。熱した油に香りを移すテンパリングをして使うのがおすすめとのこと。
「きんぴらごぼうとかね。あとはホワイトソースの風味付けにもいいですね」(佐藤談)
(左)カレープラント。ハーブソルトに使っていました
(右)気さくに答えてくださる新倉さん。時間があればもっとお話を聞きたかったです
家でハーブを育てている方も多かった今回。
上手に育てるコツは?という質問に新倉さんの回答は・・・
「ダイエットをしているイメージかな。栄養や水をあげすぎない。でも洋服は大きいサイズにしてあげる」。
何となくわかりました。はじめのうちは毎日気にして、ともすると肥料を足したりしてしまいがちですが、多少厳しい状況のほうがハーブは香りがよくなり、のびのびと丈夫に育つそうです。ゆったりと構えることですね!
●アイデア共有
参加者のみなさんと、同行したスタッフの「こう使った!」というアイデアを紹介します。
・爽やかな香りのセージは天ぷらにしました!油っぽさが少なくなって、おすすめです。
・イタリアンパセリとディルは、セロリ、トマト、ガーリック、アサリといっしょに白身魚の蒸し焼きに。香りが食欲をそそり、見た目もとっても鮮やかです。
・(左)クリームチーズとディルのお花と、トースト
「クリームチーズとディルを混ぜただけ!超簡単☆」
・(右上)ディルとキャロットラぺと、煮卵のサンドイッチ
「サンドイッチにディルの香りがよく合います◎ イタリアンパセリも合います☆」
・(右下)トマトとバジル、クリームチーズのサラダ
「全部同じぐらいの大きさにカットするのが◎」
乾燥に失敗したり量が多い場合はお茶のパックなどに入れて、お風呂で香りを楽しむのもいいですね。
●アンケートより
・「生産者・提供者からの生の話を聞けて、とてもおもしろかった」
・「実際にハーブを使えるようになりました」
・「ファームで育っている様子を見て、話を聞けてよかったです。スーパーやレストランで見る目が変わり、これからも楽しめそうです」
収穫しながらお話できる機会が多く、スタッフも楽しい時間を過ごすことができました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
佐藤うらら
2022年7月24日
にわとくらコミュニティのメンバーだった
fogliaの葉子さんの偲ぶ会が田無なおきちで執り行われました。
『オトキカフェ』
聞きなれない屋号ですがなおきちの新しい事業のちいさな一歩となりました。
旅立つ人への感謝を目的とし、故人を偲ぶ時間を珈琲で結びます。
店内中央には息子さんが”虹”をイメージしてオーダーしたフラワーアレンジメントが、参加した人を出迎えてました。
BGMは家族葬の際に選曲した音源が穏やかに流れました。
昨今の社会情勢により、お弔い事情も様変わりし、きちんとお別れがかなわぬまま時間が過ぎて気持ちの区切りができずにいたご友人とご家族を繋ぐ優しい時間。
はじめての人もひさしぶりの人も、みんなで輪になり様々な話に花を咲かせてました。
ありがとう。
言葉につくせない想いはきっと互いの心に響いてますね。
なおきち
はじめまして
おもかげ松露庵のリポートいたします、新人スタッフのカツキです。どうぞよろしくお願いいたします!
3月26日 13:30 晴れ
松露庵 ―
ちょっと分かりにくい裏道。
閑静な住宅街。戸建てと集合住宅に囲まれ、ぽっかりと背の低い建物が現れます。そのお屋敷の上だけ、青空がちょっぴりマッドに映るみたい。 建築は昭和10年前後・・・太宰治が東京帝国大学を除籍された昔ころ!
うん。松露庵、趣きを放つわけです。
門をくぐり、広いたたきを上がってお茶室へ。
なんでしょう、時間や気流の次元がちょっと違う。
珈琲の香り。ゆるり。
わたしのなかで、ここを擬人化するなら笠智衆です。
古瀬公園に面した、縦に4畳ほどある贅沢な縁側では、撮影を終えられたお客様が日向ぼっこ、珈琲を飲みながらスタッフを交えて談笑なさっていました。
80代と90代、女性のお友達同士。
できたての写真を見てお互いを絶賛するのに、ご自分の写りには「シワが多いわ!」と不満顔で笑ったり、愉しそう。
わたしも見せていただくと、朗らかな笑顔! 得も言われぬ、その人だけの “コク” みたいなものがいっぱいに漂っていて、それが美しく惹きつけられます。
「遺影、飾られるの恥ずかしいわ!」
お一人が仰いました。
「大丈夫よ、自分は見ないのだから」
誰かの声で、そうね!と大笑い。
そうか、これは遺影でした。
次のお客様は、ある転機を迎えた心のゆらぎを、撮影の合間、珈琲を味わいながら、じっくり言葉を紡ぐように語られました。
人生は、最期まで唯一無二の物語なのですね。
最期を少し意識すると時間がリアルになる。 人生を振り返ったり自己対話したり、 自分を含む世界を愛おしむことは、未来の灯りになる。お客様をとおして、そんなことを感じました。
—
懐深い旧家
豆を挽き丁寧に落とす珈琲
ゆるりとした時間と五感に寄り添う空間、
その人が内包するぬくもりや多彩な人間味を
深く感受するカメラマンさん。
遺影は、この瞬間に生きている美しさを撮ること。
『おもかげ松露庵』
この場所で、「遺影」である意味が分かってきました。
迷ったとき、挑戦したいとき、ちょっと息抜きしたいとき、愉しいときにも『おもかげ松露庵』はゆるりのんびりと心の対話にうってつけです。
リポート、長々となってしまいました。
今回は見学でしたが、次回からは「中の人」になる予定です。
どうぞよろしくお願いいたします!
(新人_カツキ)
今後の開催日程や詳細はこちら
https://coubic.com/niwatokura/509658
なおきち
風薫る 神社なおきち、夏限定。
「五龍神かき氷」。
田無神社に祀られている「五龍神」金龍、白龍、青龍、赤龍、黒龍を、表わしました。
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金色:なおきち特製のレモンシロップと輪切りレモン
白色:カルピス
青色:ブルーリキュール
赤色:ペリーラ(西東京市産赤しそのシロップ漬け)
黒色:波照間黒糖の手作り黒みつ
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色とりどりの華やかなかき氷は、目にも美味しく、
御神気を少しでもいただけるような気持ちになります。
なおきちのこだわりが、ギュッとつまったかき氷。
境内の五龍様をお参りした後に、どうぞお召し上がりください。
手描きの龍神様は、店主うららが奉納させていただいたものです。2体描き、一体ずつを田無神社となおきち田無本店、それぞれに展示しています。